思川-自然の館-

自然の館へ、ようこそ・・・。栃木県を流れる思川流域の自然を画像で紹介しています。

チュウサギ◆開発計画地情報

チュウサギ

チュウサギ

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国・県共に、準絶滅危惧種のチュウサギです。今年も、開発計画地西側の田んぼに来ています。この子は、下流域の田んぼにいた個体です。〔思川流域、2016.5.29〕

開発計画地情報
◆6月7日、市議会において、A議員が、「思川豊田緑地整備事業について」質問してくださいました。傍聴に行く予定でしたが、諸事情で行けませんでした。行政テレビも我が家のテレビの不具合で、観ることができず、具体的な質問・答弁内容は分かりません。9月までには、議事録が出されるでしょうから、感想等を記します。
◆また、6月8日、市長に対し、前回の回答対する疑問点に、新たな質問を加えて、下記の通り質問しました。改めて、要望、提案もしました。もちろん、実名で提出しています。回答がありましたら、また、お知らせ致します。なお、担当の「水と緑の推進課」には、この件を送信した旨、電話で連絡しておきました。今回も誠実な対応をして下さいました。
◆未熟な私共のブログを見て下さり、依頼をしていないにもかかわらず、自主的に、この課題について、ご自身のブログ等で、紹介して下さっている皆様、議会質問をして下さったA議員、応援・訪問・コメントを入れて下さっている皆様には、感謝しております。思川の自然を、ただ紹介するブログなのですが、このような内容になってしまい、申し訳ございません。決着がつくまで、しばらく、お許しください。


市長への質問・要望・提案
両毛線鉄橋上流の開発について質問・要望・提案

 平成28年4月29日付の市長へのメールにて、両毛線鉄橋上流の開発について、中止、もしくは自然公園への計画変更を要望しました。
 これに対し、同年5月26日付で、水と緑の推進課より回答を頂戴しました。早速、拝読させていただきましたが、いくつかの疑問点等が有りますので、新たな質問を加えて、下記の通り、質問させていただきます。
 私共が、同所及び周辺の散歩で、確認した野鳥は、79種となっており、長年、市内の蝶の調査を行っている知人は、62種を確認しています。内、前者の国・県絶滅危惧種等は、オオタカ・サシバ・ハイイロチュウヒなど16種、後者の国・県の絶滅危惧種等は、ツマグロキチョウ・ギンイチモンジセセリ・オオムラサキなど7種におよび、野鳥と蝶だけでも、合計23の絶滅危惧種等を確認しています。そのほかにも、ニホンノウサギ・ニホンイタチ・ホンドタヌキ・ホンドキツネなども生息しており、子育ての場となっています。加えて、その他の昆虫・爬虫類・両生類・魚類などの生活の場所となっており、減少している自然のなかでも、豊かな生態系が整った大変貴重な場所です。今後、しっかりした調査を行えば、さらに、多くの生物を確認することができるでしょう。改めて、開発の中止、もしくは、自然公園への計画変更を要望します。
 なお、同所を自然公園とした場合、堤防上を駐車場・展望台とし、中央の霞堤先端も展望台として活用できます。既存の道路と霞堤上を遊歩道とすれば、散歩をしながら、自然・治水などを学ぶことができます。霞堤上は、既に舗装もされていますので、それを利用できます。また、近くには、野木のシモレン(国重要文化財)で製造したレンガで造った歴史ある鉄橋もあり、両毛線と田んぼとを合わせて、学びの場が広がるはずです。一周約60~90分の散歩コースが設定できます。さらに、同所は、自然公園の看板を掲げるだけで有効活用でき、増水の冠水復旧などで、市民の血税を無駄に支出することもありません。幅広い年齢の皆さんが多様な活用をすることができます。自然公園を提案します。


1.回答に、思川を市民の「母なる川」「シンボル」とし、両毛線鉄橋上流を含む場所を、豊かな自然が残されている「自然の宝庫」と位置付けておられるのに、なぜ、サッカー場等を建設するのでしょうか。「母なる川」「シンボル」「自然の宝庫」を破壊する理由を教えて下さい。
2.回答では、両毛線鉄橋上流は、鉄橋の架け替えに伴い県が民地の買収と、堤防の改修工事を実施し、約30haの広大な敷地が生み出されたことから、地元からの要望を受け、思川豊田緑地整備計画策定懇話会を設置し、「市民や地域のご意見を十分反映されるよう」「4回懇話会を開催し、整備計画の方向性を検討」してきたとあります。①そもそも、この堤防の改修とは、サッカー場等の建設のためではなく、霞堤を整備し、下流域と鉄橋を洪水から護る治水のためのはずですが、いかがでしょうか。②懇話会のメンバーは、どのような方々で、何名でしょうか。多くても15人ほどではないでしょうか。失礼ですが、それは、市民の極めて一部の皆さんの、ご意見の集約のはずです。いかがでしょうか。③「豊田緑地」とありますが、サッカー場等を建設しては、「緑地」は破壊されてしまいますので、この名称は、不適当です。いかがでしょうか。
3.回答に、「既存の樹林は、極力残しながら、買収以前、主に耕作地として利用された大部分の土地については、サッカー場を始め」と、民地が強調されていますが、回答に記しておられますように、同所は、堤防の改修の際、治水用に造成されています。現在、民地の面影は、殆どありません。しかも、急速に自然が回復しており、樹木も成長しておりますので、既存の樹林を極力残すということは、サッカー場等の建設は不可能ですが、いかがでしょうか。
4.回答によると、28年度では、自然環境の調査を実施するとのことですが、調査には、最低でも数年の期間が必要のはずです。いずれにしても、それは、好ましいことだと思いますが、懇話会は、自然環境の調査を実施する前に開催されたことになります。委員の皆さんは、しっかりとした信頼できる調査結果を提示されないまま、サッカー場等とすることを、判断したことになりますが、いかがでしょうか。
5.回答に、「整備にあたりましては、環境には、十分配慮し」とありますが、サッカー場等の建設をすること、そのものが回復しつつある自然環境、生物たちの生活環境の破壊です。環境に十分配慮するのでしたら、開発は、中止すべきです。いかがでしょうか。
6.回答に「サッカー場をはじめ」とありますが、サッカー場の建設を要望した個人・団体の名称を教えて下さい。
7.小山市民憲章の一番目に、「自然を愛し、緑豊かな美しいまちをつくりましょう」とあります。市民憲章は、小山市の憲法に相当するものと思います。市役所の敷地には、石碑も建っており、市役所の各所にも掲げられ、小中学校でも子供たちが学んでいることでしょう。この度の開発計画は、市自ら制定した市民憲章に、反する事業です。いかがでしょうか。
8.小山市の歌の1番には、思川が記され、伝統を大切にする心と、生命の大切さ、思いやりの精神が記され、市及び学校行事などで盛んに歌われています。そのような市歌、思川と、今回の開発計画、子供たちへの教育との整合性は、どのようになっているのでしょうか。
9.市ホームページによると、小山市は「環境都市宣言」を行い、「エコシティ・おやま」のさらなる推進を展開しているとあります。「これを受けて、小山市における自然と共存する自立・持続可能なまちの実現のため、渡良瀬遊水地や思川等の良好な自然環境の保全・再生」をするため、「生物多様性おやま行動計画」を策定することが重要と位置付けています。そして、栃木県内初の生物多様性地域戦略だと高らかに宣言しております。さらに、「小山市が目指す生物多様性の将来像『たくさんの生命(いのち)輝くまちおやま』を掲げ、その将来像の具体的な実現目標を達成するため」行動施策の推進に努めて行くとしています。この行動計画と開発計画は、全く整合性がありませんが、いかがでしょうか。
10.小山市は、渡良瀬遊水地がラムサール条約に登録されたことを、盛んに宣伝していますが、思川は、その水源の一つとして重要な役割を果たしています。その関連性から、両毛線鉄橋上流の開発には、慎重になるべきと考えますが、いかがでしょうか。
11.小山市は、『チュウヒの里おやま』としてパンフレットを発行、盛んに宣伝しています。そこには、「人と自然が共生するまちづくりの推進を図ってまいります」と記されています。調査も実施していると、新聞報道もされました。素晴らしいことだと思います。しかし、一方では、調査も行わずに、サッカー場等を建設するというのは、矛盾があります。いかがでしょうか。
12.また、コウノトリの営巣を期待して巣塔なども建設し、さらに、「冬水田んぼ・夏水田んぼ」の施策も実施していると報道されています。このような事業と、今回の開発計画との整合性は、どのようになっているのでしょうか。
13.開発計画地の直下流には、JR両毛線の鉄橋があります。小山駅から電車に乗り、切通しを抜けると、一気に視界が開け、景観に感動される方も多いと聞いています。足利のフラワーパークに向かう電車も通り観光利用もされています。また、その電車を撮ろうと、カメラマンの皆さんが、市外・県外からも訪れる場所でもあります。その美しい景観が、開発により破壊されてしまいますが、宜しいのでしょうか。
14.開発計画地の西側には、JR両毛線の駅として、思川を冠した「思川駅」があり、親しまれています。同駅と思川を通過する情緒を大切にすべきではないでしょうか。その根本となる思川を開発し、景観・自然を破壊しても、宜しいのでしょうか。
15.また、国道50号線沿いには、やはり、思川の名称を、そのまま名称とした「道の駅・思川」が存在します。これらは、思川を意識したネーミングであることは明らかです。その本家本元を開発により破壊する事業は、小山市のまちづくりにとってマイナスです。いかがでしょう。
16.開発計画地の対岸には、思川を冠した「思川温泉」もあります。この温泉は、小山市唯一の観光施設といっても良いと思います。思川はもちろん、遠方の日光連山等を借景とした景観を売りにしている施設のはずです。サッカー場等を建設することは、その素晴らしい景観を破壊することになり、数少ない小山市の観光事業にマイナスとなることは確実です。キャッチフレーズの「ゆっくり・ゆったり・の~んびり」することができない温泉施設となってしまいますが、それでも、宜しいのでしょうか。
17.開発計画地の下流、約1.5キロには、市の浄水場があります。観晃橋~石ノ上橋の既設の芝生広場を散歩していますと、大量の除草剤が散布されています。新たなサッカー場等の建設により、市民の飲み水に影響がでると思われますが、いかがでしょう。また、下流の自治体の皆さんにも影響があるのではありませんか。
18.『広報おやま』2014年9月15日号には、「こどもの国計画策定事業」として、小山総合公園を核とし、整備に向けて検討しているとあります。そして、「思川豊田緑地から渡良瀬遊水地までの思川周辺エリアで、子供たちが自ら考えて遊ぶ創造的活動の場、自然環境、公共施設等を活用した体験学習の場等を整備します」と記されています。なるほど、とは思いますが、①自然環境を活用するにしても、最上流の豊田緑地=開発計画地にサッカー場等を建設しては、自然が破壊され、活用することはできませんが、いかがでしょう。②また、石ノ上橋までの既設、芝生広場も以前は、自然豊かな場所でした。この時期でしたら、多数のゲンジボタルが舞う場所でした。自然を活用するとの計画ですが、自然を破壊した場所で、子供たちに自然であると教え、体験させるのでしょうか。いかがでしょう。
19.「水と緑と大地」これは、市長就任以来のキャッチフレーズです。とても素晴らしいと思います。しかし、今回の開発との整合性は、どのようになっているのでしょうか。
20.市長は、小山市ホームページの市長プロフィールに、「自然の重要性を認識」したと、記しておられますが、この開発は、この認識に反する事業です。整合性をとることが、望ましいと思いますが、いかがでしょうか。

以上、20項目の質問をさせていただきます。この他にも質問したいことは多々あるのですが、残りは、次回にさせていただきます。大変、申し訳ございませんが、回答は、項目ごとに、お願い致します。

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  1. 2016/06/09(木) 08:49:31|
  2. ◆開発計画地情報
  3. | コメント:2
<<エゾヒグマ | ホーム | オオヨシキリ・大葦切>>

コメント

Re: yokoblueplanetさんへ

おはようございます。
コメント、ありがとうございます。

そうですね。
なかなか、難しいでしょう・・・。
注意しながら見て行こうと思います。
市の政策、主張から、開発は、完全な矛盾となります。
中止、もしくは、計画変更が、妥当と思いますが・・・。
  1. 2016/06/30(木) 11:39:48 |
  2. URL |
  3. おもいがわ・omoigawa #-
  4. [ 編集 ]

「正確に」理解してくれると良いですね。

こんにちは。
まだまだ大変そうですが、行政関係者が「正確に」趣旨を理解し、環境を破壊しない道を選んでくれることを願っています!
本当にお疲れさまです!
  1. 2016/06/10(金) 09:42:45 |
  2. URL |
  3. yokoblueplanet #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

おもいがわ・omoigawa

Author:おもいがわ・omoigawa
◆思川流域の自然を、画像で紹介する素人です。カメラを担いで、毎日、散歩しています。でも、良い画像は、撮れません。どこかで、お逢いできるかも・・・。


◆カメラ
ニコン
・D70(2005~2012)
・D300(2007~)
・D500(2016~)
・D800(2013~)
フジフィルム
・FINEPIX SL1000(2013~)


◆レンズ
ニコン
・18~70ミリF3.5-4.5G・DX
・28~70ミリF3.5-4.5D
・70~300ミリF4.5-5.6G・VR
・200~500ミリF5.6E・VR
シグマ
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◆主目的は、リハビリ散歩ですので、99パーセント手持ちで撮影しています。

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