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◆改めて、レンカクです。様々な意味において、思い出の鳥です。〔思川流域、2016.7.19〕
◆この子は、7月19日に出逢いました。初見・初撮影で、思川流域で出逢った176種目の鳥です。約2日間滞在していました。その間、私の情報公開(提供)のミスで、パトカーも出動する騒ぎとなり、地元の皆様には、大変、ご迷惑をおかけしました。また、撮影に来られた皆様には、私の記述などで、不愉快な思いをされた方もおられると思います。関係者の皆様には、改めて、お詫び致します。出逢った瞬間は、正直、嬉しく思いましたが、その後の展開は、反省するばかりです。
◆この春、北海道の旅をさせていただき、「道の駅・おだいとう」に立ち寄った際、『マナーを守って野鳥撮影をもっと楽しもう-野鳥撮影マナーブック-』という小冊子が置いてありましたので1冊頂戴してきました。監修は、公益財団法人日本野鳥の会、発行は、キャノンマーケティングジャパン株式会社です。この冊子を改めて読み直してみました。そこには、「野鳥撮影のマナー7か条」が記されていました。次の通りです。
1.野鳥の巣には近づかない
2.野鳥を追い回さない
3.珍鳥や人気の情報を公開しない
4.周囲の人や撮影場所選びには十分な配慮をする
5.餌付けや、環境改変は行わない
6.自然にやさしいマナーを心掛けよう
7.ストロボは使用しない
◆この7か条の下には、さらに、説明が記されています。一読すると、反省することばかりです。特に、3は、今回の私のミスを的確に表していますので、長くなりますが以下に記します。原文のままです。
「珍鳥や人気の鳥が現れたという情報が出ると、インターネットなどであっという間に拡散し、翌日には数百人が集まって地元の方々に迷惑をかける事態が増えています。出現場所の私有地への無断立ち入りや、道路で歩行者や車の通行を妨げたりしてしまうと、地元の方や利用者にストレスを与え、トラブルに発展する可能性があります。『知り合いに特別に教えてあげるだけ』と思っても、輪になって広がっていくものです。情報公開は控えましょう。」
◆まさに、この通りのことが起こってしまいました。いや、起こしてしまいました。このようになることは、過去の状況・情報から意識はしていましたが、今回、大失敗を・・・。本当に反省するばかりです。反省する機会を与えてもらった、この小冊子には感謝です。この子のように時折、振り返って、読み返そうと思っております。
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- 2016/09/20(火) 12:08:45|
- レンカク科
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| コメント:2
こんにちは。
そのようですね。
こちらにも、噂が流れてきました。
連日300~350人ほどが押し寄せたとか・・・。
半数が排除されたとも聞きました・・・。
こちらは、約2日間の滞在でしたので、そちらのような状況までには至りませんでした。
もっと、滞在していたらと思うと、ゾッとします。
私の軽率な判断で、数人の方に情報提供したのが、間違いでした。
もちろん、信用してのことだったのですが・・・。
お一人の方は、意識的に、しかも組織的に情報を流したことを認めました。
そうでなければ、数時間の間に車が押し寄せ、翌日には60台以上が、さらに押し寄せるわけがありません。
もう一人の方は、翌日には、ご自身の判断でネット上に公開し、知人の知人にも連絡していました。
そのことを指摘すると、逆切れされてしまう始末でした(笑)。
お世話になったので、お礼とのことらしいです。
私は、知人の知人の方には、お世話になっていないのですが・・・(笑)。
勝手な解釈をされたようです。
一方、私には、押し寄せたら大変と言っておられたのですよ。
滑稽な話です(笑)。
まあ、私が見る目がなかったわけですので、反省しております。
こちらでも、当日は、県内と隣県愛好家が・・・。
翌日は、関東一円から集まって来たようです。
旅立てからも関西ナンバーの方が来ておられました。
美しく珍しい野鳥は 誰しも出逢いたいのは、理解できますが・・・。
情報が流れたからといって、地元のことを考えずに押し寄せるのは如何なものかと思います。
それでも、状況を的確に判断し、「私は、行かないと」決断した方がおられることも分かりました。
しっかりした考えの方もおられることを知ることができたことは、救いです。
> 節度を保ち 静かに野鳥と向き合う事が出来たらと思うのですが
↑ 本当に、そうですよね。
> 理想と現実は・・・(苦笑)
↑ 今回は、完全に私のミスから始まったことです。反省し、今後、注意します。
- 2016/10/02(日) 18:05:16 |
- URL |
- おもいがわ・omoigawa #-
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当地にも おそらく同じ子だと思うのですが 飛来してくれました。
一週間ほどの滞在で 姿を消しました。
明け方 この子が確認され 数時間後には鳥撮り愛好家の方々が集まりだし
翌日には警察が現れ 日を追う毎に すさまじい騒ぎとなり・・・と
同じ経緯を辿りました。
駐車しているナンバーを見ると 遠くは八戸、福島からもいらしていました。
美しく珍しい野鳥は 誰しも出逢いたいもの、
ですが お行儀の悪い鳥撮りさんは 実際迷惑です。
節度を保ち 静かに野鳥と向き合う事が出来たらと思うのですが
理想と現実は・・・(苦笑)
- 2016/09/26(月) 22:21:13 |
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- imari #-
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